福岡市南区 パン教室 oak

福岡市南区の自宅で「パン教室オーク」を開いています。

レーズン種について

f:id:oakoak:20211010195931j:image

10月下旬〜11月のレッスンでは、

初めてレーズン種を使ったパン作りをします。

そこで今日は、その種について紹介します。

 

レーズン種とは、

レーズンに付着している酵母

培養して作った発酵種のことです。

この種をパン生地に入れることで

フルーツ由来の甘酸っぱい香りや甘み、

優しい旨味や酸味などの複雑な味わいを

取り入れることができると考えています。

 

レッスンでは、レーズン液種とレーズン元種の

作り方を紹介します。

レーズン液種は、

レーズンを水につけ、

数日かけて発酵させた液体の種です。

香りがよいのが特徴だと考えています。

レーズン元種は、

レーズン液種と小麦粉を

混ぜて発酵させることを

数回繰り返して作った

パン生地のような種です。

小麦粉も時間をかけて発酵させているため、

複雑な味わいが出せるのが

特徴だと考えています。

 

今回紹介するレーズン元種は、冷凍が可能です。

冷凍すると生地を膨らませる力が弱くなるので、

その場合は、イーストを併用するというわけです。

今回のレシピで、

作りたてのレーズン元種なら

イーストを入れずにパンを作ることができますし、

レーズン元種が手元にないときは、

イーストだけでもパン作りができます。

 

作り方の選択肢が増え、

パン作りをより楽しめるようになったら

いいなと思っています。

 

ご希望の方には、

完成したレーズン液種をお分けしたいと

考えています。

レッスンの後、レーズン液種を使って

お家ですぐに元種作りに取りかかれます。

 

レーズン種を使ったパン作りが初めての方も

すでに発酵種を使ったパン作りをされている方も

ご興味がある方は、ぜひご参加ください。

お待ちしています。