福岡市南区 パン教室 oak

福岡市南区の自宅で「パン教室オーク」を開いています。

お菓子づくり、砂糖の使い分けの話

 

 

私はお菓子づくりには

基本的にグラニュー糖を使っています。

 

 

微細グラニュー糖は、

メレンゲづくりに使うと安心。

砂糖が素早く溶けて

メレンゲを安定させてくれます。

 

また、スコーンやバターケーキなど

水分が少ないお菓子のときに使うと

焼き上げた表面に砂糖のつぶつぶが出なくて

よいです。(粒子が細かいきび糖や粉糖もいいです)

 

 

しっとりさせたいときは

上白糖。

だけど、甘味が強くなることも忘れずに。

 

 

コクと風味をつけたいときは

きび糖。

私が使っているきび糖は

粒子が細かいので

微細グラニュー糖や粉糖代わりに

使うこともあります。

カップ印 きび砂糖 / 750g 富澤商店 ブラウンシュガー

だけど、メレンゲには不向き。

上手く立てられなかった経験があるので

気をつけています。

 

 

細かい砂糖を使いたいけれど

きび糖の風味をつけたくないときや

サブレなどのしっとりさせたくない

お菓子のときは

粉糖。

きび砂糖は上白糖のように

吸湿性があるので

焼いたお菓子がしっとりすることがあります。

カリカリサクサク系は注意です。

 

また、粉糖にはコーンスターチ

少し入っているので

アーモンドクリームを作るときに使うと

分離しにくくていいなと

思っています。

 

 

砂糖の使い分けは、

味、粒の大きさ、吸湿性を考えて選ぶと

楽しいです。