福岡市南区 パン教室 oak

福岡市南区の自宅で「パン教室オーク」を開いています。

プレッツェルの気泡の原因と対策

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プレッツェルの表面に現れる

プツプツした気泡。

 

苛性ソーダ使用のときにだけ

現れます。

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↑これくらいの気泡は、

少ない方です。

 

レッスンでは、

もっとたくさん気泡ができることも、

ほとんどできないこともあり、

何が原因なのか

なかなかつかめずにいました。

 

ご迷惑をおかけした方々には

申し訳ありませんでした🙇‍♀️

 

乾燥?

冷蔵障害?

こね具合?

発酵具合?

 

思いつく限りの

ありとなしを作り比べているうちに、

原因は焼成温度が高いことによる

火ぶくれだと分かりました。

 

そこで、

改善策を2つあげます。

 

焼成温度を下げる。

②焼く前の生地をよく冷やす。

 

①について。

重曹水でゆでて焼くときよりも

20〜30℃落として焼くと

火ぶくれができにくくなるようです。

 

予熱時間も

いつもよりも短めにします。

オーブンの予熱完了ブザーが鳴ったら、

生地を冷蔵庫から出して

苛性ソーダ

つけ始めるくらいで

ちょうどよさそうでした。

 

(新電気オーブン)

重曹水のとき230℃

苛性ソーダのとき200℃

(古電気オーブン)

重曹水のとき250℃

苛性ソーダのとき220℃

(ガスオーブン)

重曹水のとき200℃

苛性ソーダのとき180℃

 

 

②について。

生地の温度を

冷蔵庫でしっかり下げておくと

火ぶくれが起きにくかったです。

 

冷蔵庫に最低30分。

夏は、どんどん生地温度が上がるので

手早く作業するのもコツです。

 

苛性ソーダ液を氷水で

作るのも効果ありです!